大都市では、近年、ヒートアイランド対策、省エネ対策として「壁面緑化」「屋上緑化」が積極的に進められております。

 本県におきましても、中、長期的展望に立ち、環境及び景観面からも今後、「壁面緑化」等を積極的に進めるべきと考え、まず、当協会としてその効果の検証とノウハウを取得すべく、事業に取り組んだところであります。

風雨による落下、流出を防ぐため、バンド等により鉢を固定。

フェルトマットにカッターで切り込みを入れ、植栽ポケットを作る。

植栽パネル下地作成

壁面緑化事業

自動散水設備の設置

植物を植えつける前に散水チューブを取り付ける。

はじめに

植栽

植栽ポケットに土を入れ、潅木、多年草等を配置し、植えつける。

 壁面緑化は、建物などの表面を植物で緑化し、壁面の表面温度を下げ、周辺環境への熱の反射を防ぐものであります。

 壁面緑化の方法は、ツタなどを壁面に直接這わすものから壁面にプランターを設置するもの、今回当協会が試験施工した「植物と植栽基盤が一体となったユニット型」のものまであります。

完  成

自動散水設備の設置

植栽パネルの設置

各ポケットに散水チューブを振り分ける。

植栽パネルをフレームに設置する。

壁面緑化とは

壁面緑化については、データーはまだ少ないのですが、次のような効果が期待されます。
・ヒートアイランド現象の緩和

  壁面の表面温度の低減、夜間壁面からの放熱の抑制効果
・省エネ効果
  室内の気温低減による省エネルギー効果
・景観向上
  壁面緑化は、人の目にとまりやすく、都市景観の向上効果

壁面緑化の効果

フレームの設置

 当協会は、平成19年7月から平成22年6月までの約3年間、金沢市片町中央通り大和パーキング内に壁面緑化パネルを試験的に設置しました。今回施工した壁面緑化パネルは、北陸では初めての試みであり、自由なデザインで植栽が可能であります。
 植栽ユニットパネルは、フレームと植栽基盤で構成され、厚さ4cmで植物を生育させるものです。景観的にも大変優れたものであり、照明も施し、夜間も一味違った効果を演出しました。

 

壁面緑化試験施工

壁面緑化施工の手順